冷蔵庫に食材はあるのに、「何を作ろう」と考える時間が長くなってしまうことがあります。食材の名前をひとつずつ入力するより、写真を見せて献立を考えてもらえたら便利そうです。

そこで今回は、同じ食材を使って、文字だけで質問した場合食材の写真を添付した場合で、ChatGPTの回答がどう変わるのかを比べてみました。

今回の研究テーマ
ChatGPTは、食材の写真を見せると献立づくりがラクになるのか?

今回使った食材と条件

今回は、家にありそうな次の食材を用意しました。

  • 玉ねぎ
  • キャベツ
  • ベーコン
  • チーズ

比較しやすいように、どちらも「2人分」「20分以内」「夕食を3つ提案」という条件をそろえています。

卵、玉ねぎ、キャベツ、ベーコン、チーズを机に並べた検証用の食材画像
今回の検証用にAIで生成した食材画像です。

検証では、同じChatGPTアカウント・同じモデル・同じ条件を使い、文字だけの質問と写真付きの質問を別々の新規チャットで行います。AIの回答は、モデル、プラン、利用環境、時期によって変わるため、この記事はあくまで今回試した範囲での記録です。

比較した質問文

文字だけで質問した場合

卵、玉ねぎ、キャベツ、ベーコン、チーズがあります。
2人分で、20分以内に作れる夕食を3つ提案してください。
各案に、使う食材と簡単な作り方を付けてください。

食材の写真を添付した場合

この写真に写っている食材を使って、2人分・20分以内で作れる夕食を3つ提案してください。
使えると判断した食材を最初に箇条書きで示し、足りない食材があれば最後に教えてください。

写真の質問では、最初に「何が写っていると判断したか」を出してもらうようにしました。こうしておくと、見落としや勘違いがないかを自分でも確認できます。

卵、玉ねぎ、キャベツ、ベーコン、チーズの食材画像をChatGPTに添付し、夕食を提案してもらう質問を入力した画面
食材画像を添付して、条件を添えて質問します。

結果1:文字だけでも、安定して献立を考えてくれた

文字で食材をすべて伝える方法は、ChatGPTが使える食材を正確に把握しやすいのがよいところです。提案内容も、入力した条件に沿って整理されました。

一方で、冷蔵庫の中を見ながら食材名を入力する手間はかかります。食材が多いときや名前がわからないときは、少し面倒に感じるかもしれません。

卵、玉ねぎ、キャベツ、ベーコン、チーズを文字だけで伝え、ChatGPTが夕食を3つ提案した回答画面
文字だけでも、使う食材と作り方を含む3つの夕食案が提案されました。

結果2:写真を送ると、入力の手間は減らせた

写真を添付した回答では、卵、玉ねぎ、キャベツ、ベーコン、チーズの5つを食材として認識し、10〜15分ほどで作れる3つの夕食案が提案されました。食材名をひとつずつ打ち込まなくても相談を始められるのが、写真付き質問のよいところです。

ただし、写真が暗い、小さい、食材が重なっている場合は、見落としや読み違いが起こることがあります。ChatGPTが認識した食材の一覧を最初に確認してから、献立を選ぶのが安心です。

食材画像を添付し、ChatGPTが認識した食材と夕食を3つ提案した回答画面
写真から認識した食材を先に示したうえで、夕食案が提案されました。

比べてわかったこと

今回の回答では、文字だけ・写真付きのどちらでも、キャベツとベーコンを使った料理など、近い方向の夕食案が提案されました。大きく違ったのは献立の内容よりも、食材名を入力する手間画像から認識した食材を確認できることでした。

同じ質問でも、選ぶモデルや利用時点によって回答内容は変わることがあります。今回の結果だけで「必ずこうなる」とは言い切らず、自分の環境でも試して使いやすさを確かめるのがおすすめです。

  • 食材が少なく、名前がわかっているなら文字だけでも十分
  • 食材が多い、名前があやふや、手早く相談したいなら写真付きが便利
  • 写真付きでは、最初に認識した食材を出してもらうと確認しやすい
  • 絶対に使いたい食材やアレルギーは、写真だけに任せず文章でも伝える

やどまるの結論:写真とひとことを組み合わせるのが使いやすい

やどまる的には、写真を送るだけで終わらせず、「卵は必ず使いたい」「辛い料理は避けたい」のような希望をひとこと足すのがいちばん使いやすいと感じました。

画像は状況を早く共有するのに便利ですが、細かい条件まで正確に伝えるのは文章です。写真とひとことを組み合わせると、ChatGPTをより頼れる献立相談相手にできます。

画像を送る方法を先に確認したい人へ

画像をChatGPTへ添付する操作がまだ不安な人は、こちらの記事から試してみてください。